講師の高木です。スピーチ講座運営とともに
研修講師としても各地で活動しています。
この「研修講師コラム」では
マスコミ対応・危機管理研修など各種研修で
お教えしている内容を一部ご紹介します。
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きょうのテーマは「記者会見時のICレコーダー」です。
私は各地で「マスコミ対応研修」を行っています。
研修では不祥事を想定した
「模擬記者会見」のワークも実施しています。
模擬記者会見の雰囲気を知っていただくために
研修時に毎回持参している小道具があります。
何だと思いますか?…
それは「ICレコーダー」です。
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私は茨城のラジオ局の報道記者時代に
ICレコーダーを常に2台持参していました。
1台は手元でコメント録音で使うため
もう1台は記者会見の卓上に
置きっぱなしにするためです。
報道記者にとってICレコーダーは必需品。
新聞社・通信社の記者仲間も
会見者の発言記録や確認のため
このICレコーダーを多用していました。
記者クラブが開く記者会見の際には、
このICレコーダーが卓上に多数置かれます。
テレビカメラが多い場合、音響担当者が
マイクの竿(=ブームポール)をのばして
音声を記録するケースもありますが、
会見卓がセッティングされた記者クラブ等での取材では
会見卓の上が「ICレコーダーだらけ」
ということもよくあるのです。
市販品のICレコーダーでも現在は高機能。
発言内容をニュース原稿にする際に
この機材がすごく役に立つのです。
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取材に応じる皆様に知ってほしいポイントです。
緊急記者会見などでのケースとなりますが、
ICレコーダーの事例のように、
報道陣は「一瞬の発言をも記録する」
とお考え下さい。
記者会見の会場では不適切な発言が許されません。
会見の場の不適切な発言や余計なおしゃべりは
音声データとして記録され、皆様だけでなく
組織全体のダメージにつながることがあるのです。
記者会見の場は録画・録音の場でもあります。
「記者会見の場に入った瞬間に、録画・録音スタート」
というほどの意識でマスコミ対応に臨むべきと思われます。
関係者の皆様のご参考になれば幸いです。
(講師:高木圭二郎)
この記事を書いた人
高木 圭二郎(たかぎ けいじろう)
研修講師・フリーアナウンサー トークレスキューNEXT代表
(元 茨城放送アナウンサー兼 ディレクター・報道記者)
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