11/18(木)は水戸会場でのスピーチ講座の個別レッスン。
継続受講のお客様とのセッションでした。

この日のテーマは「速読術」
「話し方レッスンで、なぜ速読術?」と言われそうですが、
これは私のアナウンサー兼ディレクター・報道記者の
経歴と関係しています。

私は茨城のラジオ局在籍時に、ラジオドキュメント2作品の
脚本・演出を担当しました。

1作目は、茨城県東海村の原子力事情の話。
2作目は、終戦70年特番の特攻兵器桜花の話。
それぞれ大量の文献を読み込む必要があったのです。

そこで不可欠となったのが「速読術」。
速読を実際に活用している方の話を聞き、
参考文献を読み、ほぼ独学で速読法を習得しました。

私が活用する速読術は
「スキミング」や「スキャニング」と呼ばれる手法。

1ページ2秒のペースでページをめくり、
重要ポイントを拾いだすような方法です。

速読で読書量が増えることで、話す内容が変わります
情報の質と量が向上し、説明材料が増え、
大事な場面で動じない話し方ができるのです。

この日は速読法の要点をレクチャーしたあと、
速読で書籍を読み、概要を話していただく、
という一連のワークを実践しました。

なんと受講生様は1回目から速読の成果を実感!
2回目、3回目と読み重ねるうちに、書籍の大筋を
しっかり話せるところまでたどり着いたのです!

受講生様も速読の効果に驚かれましたが、
私も受講生様のスキルの高さに驚きました。

というわけで、この話し方レッスンは、
「文章を大量に読み、話す内容をも変えてゆく」
という本質的な部分にも踏み込むようになりました!

話し方レッスンの上級メニューとしての「速読術」。
皆様のご参考になれば幸いです。

ご参加いただいた受講生様、ご協力いただいた
コワーキングスペース水戸ワグテイルの皆様、
今回も本当にありがとうございました!
(講師:高木圭二郎)

この記事を書いた人

高木 圭二郎(たかぎ けいじろう) 

研修講師・フリーアナウンサー トークレスキューNEXT代表
(元 茨城放送アナウンサー兼 ディレクター・報道記者)

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