講師の高木です。スピーチ講座運営とともに
研修講師としても各地で活動しています。

この「研修講師コラム」では
マスコミ対応・危機管理研修など各種研修で
お教えしている内容を一部ご紹介します。

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本日のテーマは
「 取材時に報道陣が狙うもの 」

私・高木の記者クラブ取材経験に沿って説明します。

記者会見やインタビューなどの取材時に、
報道陣が確実に狙う要素があります。

ミニクイズです。

「報道陣は「  」ものを狙う」

「  」に入る文字はお分かりでしょうか?

複数の答えがあると思いますが
マスコミ対応の研修講師として
私はこのようにお伝えしています。

ミニクイズの答えはこちら

「報道陣は 「初」もの を狙う」

という説明です。

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一般的に、ニュース原稿は何人もの
チェックを経て世に出されます。

ニュース原稿を確認する際に、
報道記者やデスクらはこの
「初」の要素を多面的に確認するのです。

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例えば、「ブランド米の美味しいコメ」の
収穫のニュースがあるとします。

「お米がとれました」
ではニュースとして弱いですよね。

そこで記者たちは「初」を丹念に探ります。

取材前にもプレスリリースを見て、
「初」があるかどうかで
取材実施が決まることも多くあります。

「初」の要素をいれたニュースの見出しは
例えば、こんな感じです。

「今季初のブランド米収穫」

「GPS収穫判断システムを県内初利用」

などのニュースの見出し、見かけませんか?

ゆえに報道記者は、取材現場で

「これは県内初ですか?」

などの質問も多々行うのです。

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広報担当や、情報を発信する立場の皆様、

この「初」の要素をさらに意識してください。

報道陣がニュースで取り上げるかは
内容や諸条件も関与しますが、
「初」の要素の有無で、取り上げの
確率が高まることがあるのです。

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まとめです。

・マスコミは「初もの」をねらう

この点を覚えておいてくださいね。

皆様のご参考になれば幸いです。
(講師:高木圭二郎)


この記事を書いた人

高木 圭二郎(たかぎ けいじろう) 

研修講師・フリーアナウンサー トークレスキューNEXT代表
(元 茨城放送アナウンサー兼 ディレクター・報道記者)

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