講師の高木です。スピーチ講座運営とともに
研修講師としても各地で活動しています。
この「研修講師コラム」では
マスコミ対応・危機管理研修など各種研修で
お教えしている内容を一部ご紹介します。
―――――――――――――――――
本日のテーマは
「 取材時に報道陣が狙うもの 」
私・高木の記者クラブ取材経験に沿って説明します。
記者会見やインタビューなどの取材時に、
報道陣が確実に狙う要素があります。
ミニクイズです。
「報道陣は「 」ものを狙う」
「 」に入る文字はお分かりでしょうか?
複数の答えがあると思いますが
マスコミ対応の研修講師として
私はこのようにお伝えしています。
ミニクイズの答えはこちら
「報道陣は 「初」もの を狙う」
という説明です。
―――――――――――――――――
一般的に、ニュース原稿は何人もの
チェックを経て世に出されます。
ニュース原稿を確認する際に、
報道記者やデスクらはこの
「初」の要素を多面的に確認するのです。
―――――――――――――――――
例えば、「ブランド米の美味しいコメ」の
収穫のニュースがあるとします。
「お米がとれました」
ではニュースとして弱いですよね。
そこで記者たちは「初」を丹念に探ります。
取材前にもプレスリリースを見て、
「初」があるかどうかで
取材実施が決まることも多くあります。
「初」の要素をいれたニュースの見出しは
例えば、こんな感じです。
「今季初のブランド米収穫」
「GPS収穫判断システムを県内初利用」
などのニュースの見出し、見かけませんか?
ゆえに報道記者は、取材現場で
「これは県内初ですか?」
などの質問も多々行うのです。
―――――――――――――――――
広報担当や、情報を発信する立場の皆様、
この「初」の要素をさらに意識してください。
報道陣がニュースで取り上げるかは
内容や諸条件も関与しますが、
「初」の要素の有無で、取り上げの
確率が高まることがあるのです。
―――――――――――――――――
まとめです。
・マスコミは「初もの」をねらう
この点を覚えておいてくださいね。
皆様のご参考になれば幸いです。
(講師:高木圭二郎)
この記事を書いた人
高木 圭二郎(たかぎ けいじろう)
研修講師・フリーアナウンサー トークレスキューNEXT代表
(元 茨城放送アナウンサー兼 ディレクター・報道記者)
講師プロフィール詳細はこちら
https://talkrescue.jp/instructor/profile
講師活動の実施実績はこちら。
https://talkrescue.jp/instructor/achievements
【 お問合せ・資料請求 】
マスコミ対応研修・危機管理研修・プレゼン研修など 各種研修のお問合せ・資料請求はこちら
お問合せフォームが開きます
【 特設ページ ご案内 】
マスコミ対応研修・危機管理研修は特設ページでも紹介中。
自治体向け研修のページですが企業等も対応可能です。
トークレスキューNEXT マスコミ対応研修
https://talkrescue-next.hp.peraichi.com/media-training
トークレスキューNEXT 危機管理研修
https://talkrescue-next.hp.peraichi.com/risk-management
© 高木圭二郎 2024 All Rights Reserved.
当サイトの全コンテンツの無断転載を禁じます。
無許可の転載、複製、転用等は法律により罰せられます。