講師の高木です。スピーチ講座運営とともに
研修講師としても各地で活動しています。
この「研修講師コラム」では
マスコミ対応・危機管理研修など各種研修で
お教えしている内容を一部ご紹介します。
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本日のテーマは
「 取材時に報道陣が狙うもの 」
私・高木の記者クラブ取材経験に沿って説明します。
記者会見やインタビューなどの取材時に、
報道陣が確実に狙う要素があります。
ミニクイズです。
「報道陣は「 」ものを狙う」
「 」に入る文字はお分かりでしょうか?
![](https://talkrescue.net/wp-content/uploads/2021/03/1325891_l-300x200.jpg)
複数の答えがあると思いますが
マスコミ対応の研修講師として
私はこのようにお伝えしています。
ミニクイズの答えはこちら
「報道陣は 「初」もの を狙う」
という説明です。
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一般的に、ニュース原稿は何人もの
チェックを経て世に出されます。
ニュース原稿を確認する際に、
報道記者やデスクらはこの
「初」の要素を多面的に確認するのです。
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例えば、「ブランド米の美味しいコメ」の
収穫のニュースがあるとします。
![](https://talkrescue.net/wp-content/uploads/2021/03/202001282032_1-300x212.jpg)
「お米がとれました」
ではニュースとして弱いですよね。
そこで記者たちは「初」を丹念に探ります。
取材前にもプレスリリースを見て、
「初」があるかどうかで
取材実施が決まることも多くあります。
「初」の要素をいれたニュースの見出しは
例えば、こんな感じです。
「今季初のブランド米収穫」
「GPS収穫判断システムを県内初利用」
などのニュースの見出し、見かけませんか?
ゆえに報道記者は、取材現場で
「これは県内初ですか?」
などの質問も多々行うのです。
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広報担当や、情報を発信する立場の皆様、
この「初」の要素をさらに意識してください。
報道陣がニュースで取り上げるかは
内容や諸条件も関与しますが、
「初」の要素の有無で、取り上げの
確率が高まることがあるのです。
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まとめです。
・マスコミは「初もの」をねらう
この点を覚えておいてくださいね。
皆様のご参考になれば幸いです。
(講師:高木圭二郎)
![](https://talkrescue.jp/wp-content/uploads/2021/01/高木圭二郎 顔写真 new_DSC03533-857x1024.jpg)
この記事を書いた人
高木 圭二郎(たかぎ けいじろう)
研修講師・フリーアナウンサー トークレスキューNEXT代表
(元 茨城放送アナウンサー兼 ディレクター・報道記者)
講師プロフィール詳細はこちら
https://talkrescue.jp/instructor/profile
講師活動の実施実績はこちら。
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