講師の高木です。今回のテーマは、
「スピーチが苦手な方向けの3つのポイント」。
身近な人との懇親会から、華やかな結婚式や式典まで
人前での挨拶やスピーチの機会は何かとあるもの。
スピーチが苦手な皆様にとって、このスピーチは
前日から気が重くなるような要素でもありますよね。
そんな皆様に、スピーチ時の3つのポイントをお伝えします。
1 いきなり本番にしない
準備なしの急なスピーチはプロでもきついもの。
スピーチをどうまとめるか話す項目を確認して、
本番前に声を出すリハーサルを行いましょう。
リハーサル無しのアドリブは時間オーバーや
まとまりのない話になりがち。
スピーチ前のリハーサルは必須事項とお考え下さい。
2 ストレッチ
声を出すことは運動と音楽の要素があります。
発声の際は、呼吸器周辺の筋肉が動きますし
出す声はメロディのように強弱高低の要素があります。
なのでスピーチ前のストレッチはとても重要。
ストレッチは通る声に直結し、緊張を緩和させる効果を生みます。
上半身だけでなく、足腰も伸ばすことをおすすめします。
3 メモを見て話す
プロもメモを見て話すことが多いもの。
アナウンサーも政治家の皆さんも、メモを見て話しています。
メモを見て話すことは悪い事ではありません。
スピーチに不慣れな方は特に手元にメモを持つべきです。
おすすめは一字一句のメモでなく、話す項目の箇条書きメモ。
メモは皆さんの安心材料になり、話の脱線を防止します。
メモを見ながら客席もしっかり見て会話調で話せば大丈夫。
メモの棒読みには気を付けてくださいね。
スピーチの場面は、ご自身のスキルを高める大きなチャンス。
ぜひ大事な場面のスピーチをのりきってくださいね!
皆さんのヒントになれば幸いです。(講師:高木)
この記事を書いた人
高木 圭二郎(たかぎ けいじろう)
研修講師・フリーアナウンサー トークレスキューNEXT代表
(元 茨城放送アナウンサー兼 ディレクター・報道記者)
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