このコラムではスピーチを控えた皆様や
人前で話す皆様向けの記事を掲載しています。
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今回のテーマは「新年の挨拶」。
年末年始はスピーチ機会が増えるシーズンです。
年初の仕事始めの式典や新年会等で「前に出て一言」
という機会も増えるかと思われます。
スピーチが不慣れな皆様にもスピーチ慣れした達人の皆様にも
あらためて話の組み立て方をご紹介したいと思います。
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スピーチの中身を組み立てる代表的な構成法の一つが
「時系列」での話の組み立て方です。
具体的には「現在・過去・未来」の話の組み立て方です。
時間の流れで言えば、「過去・現在・未来」となりますが、
スピーチで有効な構成法は「現在・過去・未来」の順。
よって変則時系列という名前の付いた構成法でもあります。
年初の挨拶等ではこのような感じです。
現在:事業の現状説明
過去:去年1年間の印象深いエピソード
未来:この1年間の発展を願うメッセージ
それぞれの項目を1分=400字程度でまとめれば
前後の挨拶も含めて4‐5分できれいに
ビジネスリーダーとしてのスピーチがまとまります。
話に織り込む内容として大事なのがエピソードとメッセージ。
エピソード:具体的な事例・出来事
メッセージ:相手目線で伝えるご自身の思い
ご自身の言いたい事ばかりでは聞き手は辟易します。
相手が知りたい事を考えて、相手目線で話すことが
スピーチの達人への近道です。
人前に出て話す機会は信頼獲得の大きなチャンス。
臆することなくスピーチの機会をフル活用してくださいね。
皆様のご参考になれば幸いです。
(講師:高木圭二郎)
この記事を書いた人
高木 圭二郎(たかぎ けいじろう)
研修講師・フリーアナウンサー トークレスキューNEXT代表
(元 茨城放送アナウンサー兼 ディレクター・報道記者)
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