このコラムではスピーチを控えた皆様や
人前で話す皆様向けの記事を掲載しています。
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今回のテーマは「大人数スピーチ時の視線の動き」。
ビジネスリーダーの皆様にとって
大人数の前で話す機会は避けられないもの。
場数を踏むうちに挨拶やスピーチもなんとなく
出来ている方も多いと思われますが、
「どうも本領を発揮できない…」という違和感を
感じる方も多いのではないでしょうか?
そんな皆様に大人数スピーチの対策をお教えします。
それは一人一人に語り掛けるようなアイコンタクト。
・会場全体を大きな集団としてみるのでなく、
一人一人に語りかけるように視線を送ります。
・特にメッセージを伝えたい人がいたら、
レーザービームのように視線を送る意識も有効です。
・視線の動きは「横8の字」=無限大の「∞」
のマークを意識しましょう。
・聞き手と目が合ったら、2秒見て1秒外す、
というペースがおすすめです。
アイコンタクトは信頼関係構築の重要な要素です。
しかし奥ゆかしさを重んじる日本の社会では
互いに違和感を感じる要素でもあります。
ビジネスリーダーの皆様のアイコンタクトは
就活生の面接時のアイコンタクトと違い、
よりナチュラルなアイコンタクトをおすすめします。
会場の一人一人を見渡すイメージで
「頼れる感じ」と「適度の緊張感」を与えるのです。
なので、就活生が面接官をじっと見つめるような
視線をそらさないアイコンタクトでなく、
滑らかに「∞」の動きで会場を全体を見渡し、
「2秒見る、1秒外す」の時折目が合う程度の
アイコンタクトがおすすめなのです。
これらはスピーチ時の非言語情報
=ノン・バーバル・コミュニケーションと呼ばれる要素です。
話す言葉も重要ですが、この非言語情報もとても大事。
スピーチや挨拶時の印象を大きく左右する要素なのです。
「目は口ほどにものを言う」という言葉の通りです。
ぜひアイコンタクトの要素も意識して、大人数の場のご発言を
信頼獲得の材料としてしてください。
皆様のご参考になれば幸いです。
(講師:高木圭二郎)
この記事を書いた人
高木 圭二郎(たかぎ けいじろう)
研修講師・フリーアナウンサー トークレスキューNEXT代表
(元 茨城放送アナウンサー兼 ディレクター・報道記者)
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