講師の高木です。元ラジオ局アナ・報道記者の経験から、
全国各地の自治体・公的機関で「危機管理・マスコミ対応研修」や
「情報発信力向上研修」などを行っています。

今回のテーマはこちら。
「情報発信メモ AIDMA・AIDA・AISASの話(1)」(画像はイメージです)

皆様は「AIDMA」という言葉をご存じでしょうか?

広報や広告、マーケティングの仕事をしている皆様には
もはや常識かもしれませんが、多くの皆様に知っていただく意味で、
あらためて説明したいと思います。

私は「情報発信力研修」で、「AIDMA」という言葉について
次のように説明しています。

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■AIDMAモデルとは

・消費者が商品の存在を認知してから
 購入に至るまでの購買行動モデル

・5つの英単語の頭文字をつなげたもの

 Attention(注意)
 Interest(関心)
 Desire(欲求)
 Memory(記憶)
 Action(行動)

・1920年代、アメリカの実務書の執筆者
 サミュエル・ローランド・ホールが提唱したとされる。

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今から約100年前の概念なのですが、広告業界、PR会社等では
このAIDMAモデルは基本的概念として今も広く活用されています。

「AIDMAモデル」の最後の「A」は「Action(行動)」としましたが、
これは「購買行動」を指す言葉。商品・サービスのやり取りで、
この概念を把握することは、とても大切と言えそうです。

なお欧米では「AIDMAモデル」より「AIDAモデル」の方が
認知度が高いとされています。「AIDAモデル」は次のような概念です。

―――――――――――――――――――――――――

■AIDAモデルとは、

Attention(注意)
Interest(興味)
Desire(欲求)
Action(行動

―――――――――――――――――――――――――

「AIDA」は「AIDMA」と似ている部分がありますね。

これらはいずれも今から約100年前の1920年代に登場した概念。
ですが現代社会でも十分通じるところの多い考え方と言えそうです。

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私は「情報発信力向上研修」等で、主に自治体・公的機関の公務員の皆様に
この「AIDMAモデル」などの用語を説明しています。

この話、公務員の皆様にはやや縁遠い話のように思われるかもしれません。
しかし現代社会の広報では、マーケティングの手法が広く活用されており、
これらの用語や概念を知ることは、効果的な広報に直結すると言えます。

公務員の皆様だけでなく、広報やマスコミ対応をする皆様にも
このような用語を覚えていただければ幸いです。

関連の「AISASモデル」については、次回のコラムでご紹介します。
以上、皆様のご参考になれば幸いです。
(講師:高木圭二郎)


この記事を書いた人

高木 圭二郎(たかぎ けいじろう) 

研修講師・フリーアナウンサー トークレスキューNEXT代表
(元 茨城放送アナウンサー兼 ディレクター・報道記者)

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