講師の高木です。元ラジオ局アナ・報道記者の経験から、
研修講師・話し方レッスンの講師として活動しています。

今回のテーマはこちら。
「話す時間と文字数 時間余り・時間オーバーの回避策」

私は説明力向上研修、話し方レッスンの講師として活動していますが、
講義の序盤でこのクイズを出しています。皆さんもお考え下さい。

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■ミニクイズ 話す時間と文字数

Q:アナウンサーがニュース等で
  1分間に読む文字数は何文字程度でしょうか?

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1分間に読む文字数の問題です。

…さあ、皆様、どのくらいだと思いますか?

(クイズの答・解説は下。スクロールしてください。)


では、答をお伝えします。

A:1分間=300字~400字

ということで、1分間=300字~400字程度、が正解でした。

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クイズの解説です。

・NHKは1分300字程度。民放キー局で1分350字程度で
 ニュース原稿が作られることが多い。

・私がいた茨城放送のニュース現場では、早口の人も多く
 ニュースの放送時間も若干の余裕が取られていたため、
 1分400字までは許容範囲、とされていた。

なお1分400字となると、かなり早口、の印象となります。

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この情報から言えることがあります。

・話し言葉の時間は、文字数で調整することも可能。
 文字数をカウントすることで話す言葉の時間配分できる。

・文字数チェックで、時間余り、時間オーバーを回避できる。

・重要な説明では、時間厳守が求められる。
 余計な情報は、文字数チェックの段階で削除する必要がある。

という話につながるわけです。

この情報に関する動画はこちらです。

トークレスキューTV 説明力向上研修 
話す時間と文字数

https://www.youtube.com/watch?v=bKOYwoN6LYA

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もし皆様が、人前でのスピーチを頼まれて、

「3分程度で話してください」

などと言われたら、3分×300字=900字程度の原稿を
先に作っておけば、時間を調整できるわけです。

この文字数チェックは、Wordなどの文書作成ソフトで
カウントすることが可能です。

そして実際の話し言葉では、言いよどみが生じたり、
アドリブで追加のコメントが出たりしますよね。

なので、1分300字程度で、まずは話す内容をまとめて、
さらにその時間計測をしながら声を出して読む、という
2段構えにすれば、話す際の時間調整のミスは防げるわけです。

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今回のまとめです。

話す時間と文字数の関係は、1分間=300字~400字

時間を守れる人は、より信頼されると思います。

以上、皆様のご参考になれば幸いです。
(講師:高木圭二郎)

この記事を書いた人

高木 圭二郎(たかぎ けいじろう) 

研修講師・フリーアナウンサー トークレスキューNEXT代表
(元 茨城放送アナウンサー兼 ディレクター・報道記者)

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