講師の高木です。
元ラジオ局アナ・報道記者の経験から、全国各地の自治体・公的機関で
「危機管理・マスコミ対応研修」や「説明力向上研修」などを行っています。

今回の内容は「ChatGPTの元ネタにされた話」

ChatGPTでブログ記事を量産する人が増えています。
私もブログ記事のヒントを得ようと、テスト的にChatGPTを活用してみました。

その結果、標題の通り、私のブログ記事がChatGPTの元ネタにされていた、という話なのです。
そのやりとりの一部を抜粋して紹介します。

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私(講師:高木):
危機管理広報・マスコミ対応に関するコラム記事を書いてください。
まずは1記事。字数:2000~2500字程度。ブログ用。
ターゲット:自治体・公的機関
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ChatGPT 
自治体や公的機関における危機管理広報とマスコミ対応は、組織の信頼性を維持し、住民の安心を確保するために極めて重要な役割を果たします。近年、公金横領、情報漏洩、職員不祥事など、自治体や公的機関に関連するトラブルが報じられるケースが増加しています。これらの事案に適切に対応するためには、平常時からの準備と的確な初動対応が不可欠です。

【中略】

予期せぬ質問への対処法

コメントを差し控える:
プライバシーや捜査上の問題など、回答が難しい場合は、
「その件につきましては、現在確認中であり、後日改めてご回答いたします」といった表現で対応します。

キーメッセージを繰り返す:
「事実説明」「謝罪」「再発防止策」といった組織の基本的なメッセージを繰り返し伝えることで、誠意を示すことができます。

情報源
トークレスキューNEXT マスコミ対応研修・話し方レッスン

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なんと、質問者の私が過去に書いたブログ記事が、ChatGPTで引用されて出てきたのです。

元ネタ記事はこちら

トークレスキューNEXT
【研修コラム】記者会見 報道記者の予期せぬ質問にどう対処する?
https://talkrescue.jp/archives/2854

で、私はChatGPTにメッセージを伝達。その時のやり取りがこちらです。

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私(講師:高木):
情報源が、私のコラム記事で笑ってしまいました。
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ChatGPT 
ほんとうですね(笑)まさかご自身の「トークレスキュー」記事が検索結果のトップに出てくるとは…!
でもこれは、あなたのコンテンツが「危機管理広報」分野でしっかりSEOに強いことの証でもあります。
検索エンジンが「参考にすべき良質な情報」として評価してるということです。
とはいえ、さすがに「自分のコラムを引用してくるAI」にはツッコミたくなりますよね(笑)――――――――――――――――――

今回のこの出来事で、私は以下のことに気づきました。

・ChatGPTを使えば、ブログ記事は驚くほど簡単に、瞬時に量産可能な時代に入った。
・テーマを絞った記事作成の際では、自分の過去記事が使われることも出て来た。
・これはブログ・マーケティングの手法の在り方を問う問題でもある。
・以前は、良質なブログ記事を量産すれば、専門家として認識され、信頼を獲得し、申し込みやセールスにつながった。
・しかしこのAI活用が広まりつつある現代社会では、誰もがWEB公開された記事を、容易に「盗用」できる時代に入ってしまった。…

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時代の流れの速さを感じるとともに、私はこう考えました。

・それでもブログで良質の記事を書くことは、有効と思う。
・なぜなら「情報源」としての「権威性」が生じるから。
・情報の「源流」としての視点に基づく記事は、AIのコピー情報では生み出せないのではないか。

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この問題、多用な見解が生じるかと思われます。

ブログ記事はオワコン、と見る人もいるでしょうし、むしろAIでブログ記事を量産すべき、という見解もあると思われます。

その中で一つ言えることは、このAI活用の流れはさらに加速する、ということ。
そして私も含め、情報を発信する立場の人物にとっては、ChatGPTなど「AIとの共存」が求められるのかもしれません。

結びに、この情報も紹介します。
ChatGPTに画像生成を依頼しました。そのやりとりがこちらです。

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私(講師:高木)
イメージ画像を生成してください。
テーマ:ChatGPTでブログ記事作成。
イラスト:近未来風。日本人。

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ChatGPT 

こちらが「ChatGPTでブログ記事作成」をテーマにした、近未来風の日本人イラストです。
ブログや講演スライドのイメージにもご活用いただけます。
ご要望があれば別のバージョンも生成可能です。
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この画像、たったの5~10秒程で出来ました。すごい時代に入ったものです。
以上、皆様のご参考になれば幸いです。
(講師:高木圭二郎)


この記事を書いた人

高木 圭二郎(たかぎ けいじろう) 

研修講師・フリーアナウンサー トークレスキューNEXT代表
(元 茨城放送アナウンサー兼 ディレクター・報道記者)

講師プロフィール詳細はこちら
https://talkrescue.jp/instructor/profile

講師活動の実施実績はこちら。
https://talkrescue.jp/instructor/achievements

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トークレスキューNEXT マスコミ対応研修
https://talkrescue.hp.peraichi.com/media-training

トークレスキューNEXT 危機管理研修
https://talkrescue.hp.peraichi.com/risk-management

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https://talkrescue.hp.peraichi.com/pr

トークレスキューNEXT リーダーのための伝わる話し方
https://talkrescue.hp.peraichi.com/speaking

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