講師の高木です。
このコラムではスピーチを控えた皆様や
人前で話す皆様向けの記事を掲載しています。
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今回のテーマは「スピーチの無茶ぶり対策」

ちょっと前でひとことお願いします」
急に依頼されるケースは多いようです。
若い世代の方がよく使ういわゆる無茶ぶりです。

ビジネスリーダーの皆様はもちろん、
他の組織の代表の方、キャリア豊富な方、
さらに新人・若手の方にもこうした機会は訪れます。

「急に言われて、人前で何を話せばいいの…」
お困りではないでしょうか?

この解決策はすごくシンプル。

ずばり「相手目線」です。
それも反射的に相手目線に切り替えるのです。

「緊張している、どうしよう…」は自分目線。

「相手が知りたい事」、
「相手が言われてうれしいこと」を考えて
相手目線の言葉を探せばよいのです。

精神論のようですが、実はこれはスピーチスキル
純粋な言葉の技法としてお考え下さい。

ここに時系列のスピーチ法=
現在・過去・未来」をはさみます。

例えば企業・組織のトップにちょっと一言…と
無茶ぶりされたならば、例文はこのような感じです。

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※ 相手目線=言われてうれしい事を意識

< この場の指名への御礼 / 現在 >

 ご指名ありがとうございます。
 ご挨拶の機会をいただき大変光栄です

< これまでの実績・成果 / 過去 >

 近年の○○社の業績の伸びは驚異的です。
 弊社を含め多くの関係者がその恩恵を受けました。


< 今後への期待コメント / 未来 >

 今季は△△の事業も進むそうで、大変楽しみです。
 ぜひ皆様との関係を強化できれば幸いです。

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上記の内容はどれも相手目線
おべっかでなければ言われて嫌な気はしませんよんね。

なので、無茶ぶりのスピーチも
この方法であっさり対応できるのです。

無茶ぶり対応のコツは、
自慢話、身の上話、緊張度の説明は不要
相手が喜ぶ内容を常に意識すること。

「急なご指名で少々戸惑っておりますが…」
という言葉すら削除して大丈夫です。

こう覚えてください。

スピーチで無茶ぶりされたら相手目線

5・7・5程度の川柳のようにまとめましたが、
急なスピーチ時にぜひ思い出して下さいね。

皆様のご参考になれば幸いです。
(講師:高木圭二郎)

この記事を書いた人

高木 圭二郎(たかぎ けいじろう) 

研修講師・フリーアナウンサー トークレスキューNEXT代表
(元 茨城放送アナウンサー兼 ディレクター・報道記者)

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