講師の私・高木は実はライフセービングの有資格者です。
日本ライフセービング協会のベーシック・サーフ・ライフセーバー
(通称:ベーシック)として認定を受けています。
(写真:2013年6月撮影。レスキューボード練習時)
ライフセービングの資格は学生時代の20代に一度取得。
休眠期間を経て、40歳の節目で「ベーシック」を再受講しました。
現在は茨城県鉾田市の大竹海岸鉾田海水浴場を拠点とする
大竹サーフライフセービングクラブに加入させていただいています。
ライフセーバーの練習や認定試験では、ラン・スイム・ラン(浜辺を走る、泳ぐ、走る)や
イン・アウト(海に入り、浜に戻って心肺蘇生へつなげる動き)などのメニューをこなし、
レスキューチューブ、レスキューボードと呼ばれる救助機材を扱います。
この一連の動きは水難救助を想定したもの。
その時の掛け声が、
「溺者(できしゃ)発見、…レスキュー!」という掛け声です。
私はこの掛け声に幾度となく励まされてきました。
ライフセーバーのメンバーの大半は学生の皆様。
強い波や潮の流れがあっても「レスキュー!」という掛け声で
前に進む学生の皆さんの姿に感銘を受け、私自身も
「レスキュー!」という掛け声で自らを奮い立たせてきました。
「レスキュー」という言葉に特別な力を感じたのです。
私のライフセービング活動歴は学生メンバーの皆さんにはるかに及びません。
しかし波の高い海岸で同じ時間を共有した者として、
「レスキュー」という言葉を選ばせていただき
そこに放送現場の「トーク」を重ね「トークレスキュー」としました。
ライフセービングで重要とされる要素が事故の「未然防止」。
この講座もライフセービングの視点にならい、
皆様のスピーチや人前でのトークのお困りごとの未然防止の
お手伝いをしたいたい、と考えています。
「トークレスキュー」という言葉は日本語の語感を優先したカタカナ英語の講座名。
英語圏の方にとって違和感がある名称かもしれませんが、
講師のライフセービング活動歴を踏まえた名称と知っていただければ幸いです。
(講師:高木圭二郎)
この記事を書いた人
高木 圭二郎(たかぎ けいじろう)
研修講師・フリーアナウンサー トークレスキューNEXT代表
(元 茨城放送アナウンサー兼 ディレクター・報道記者)
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