講師の高木です。
コラム内の「フリートーク」では、
出来事、体験談、思いなどを記します。
私の人となりが皆様に伝われば幸いです。
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常磐線で移動中、列車が停車しました。
迷惑客のトラブルが原因のようでしたが、
この時の車内アナウンスが実に見事!
女性の声の車内アナウンスだったのですが
静かなトーンで事実を淡々と伝える
「まさにプロ!」という仕事でした
【車内アナウンス】
「ただいまグリーン車内の点検のため○○駅で停止しています」
(= 淡々とした口調・声量控えめ・一定のトーン)
このアナウンスが複数回繰り返されいました。
感情の起伏の無い静かな口調でしたが、
それがかえってざわつきを鎮めるもので、
「大きなトラブルでない」という安心感と
「職員が対応している」という誠意を感じさせる口調でした。
私もラジオの局アナ時代、緊急のニュースや災害報道では
声のトーンを一定にして淡々と内容や状況を伝えました。
一定のトーンで話すことは、冷徹なイメージもありますが
実は集団心理を刺激しない一面があります。
淡々とした口調も、実は意義があるのです。
状況に応じ、淡々と話すスキルも必要かと思いました。
皆様のご参考になれば幸いです。
JR職員の皆様、お疲れさまでした!
(講師:高木圭二郎)
この記事を書いた人
高木 圭二郎(たかぎ けいじろう)
研修講師・フリーアナウンサー トークレスキューNEXT代表
(元 茨城放送アナウンサー兼 ディレクター・報道記者)
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