講師の高木です。
元ラジオ局アナ・報道記者の経験から、全国各地の自治体・公的機関で
「危機管理・マスコミ対応研修」や「説明力向上研修」などを行っています。

今回は自画自賛的な内容も含まれます。
お気を悪くされそうな方はこの記事をスルーしてください。

この写真の意味は、本文の後半でご説明申し上げます。

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研修講師は常に受講者アンケートの評価を受ける仕事でもあります。

先日の説明力向上研修で、私は5段階評価の4.86の評価点を頂くことができました。

これは研修担当の方からの情報ですが、私の説明力向上研修は、
その組織の年度内の各種研修で最も評価の高い研修だったそうです。

私のこの評価点の高さには、3つの理由があると考えます。

【理由1】受講者様が非常に熱心だったこと

講義時に熱心にメモを取って下さり、演習(ワーク)の際には
積極的に筆記・意見共有を進めて下さりました。
よって、受講者様の意識の高さが評価点の背景にあります。

【理由2】研修担当の関係者様のご尽力の素晴らしさ

研修運営上、パーフェクトな運営をしてくださりました。
私が出張する際の宿泊先や交通ルートのご案内、
会場到着後のご準備と、バックアップ体制の全てがパーフェクトでした。
この関係者様の研修運営力も大きな力となりました。

【理由3】研修リハーサル(ランスルー)

私は放送現場で「ランスルー」の重要性を痛感しきました。
「ランスルー」は、放送、演劇、音楽業界の用語で「通しリハーサル」の意味。
この研修前も本番同様の想定で、時間通りのリハーサルを重ね、
事前にエラー要素を出し、本番に向けた再調整を行ってきました。

これらの要素が重なって、先日の説明力向上研修が
高い評価点につながったと、私は分析しています。

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この研修前の「ランスルー」(通しリハーサル)について
更に説明をさせて下さい。

研修講師として、時間内に講義を完了させるため、
以前からランスルーは行ってきました。

ただ以前は、自宅でのランスルー実施。研修スライドを見て、
自宅でつぶやいて、時間計測する簡単なリハーサルだったのです。

しかし私はここ1-2年、研修前のランスルーに
特に力を入れるようになりました。

ランスルーこそが、研修本番の出来を左右すると
実感するようになったためです。

特に研修スライドをアップデート(更新)した際は、
何度も何度もランスルー(通しリハーサル)を行う必要を感じていました。

ただ自宅で大声を出しては近所迷惑になります。
雰囲気も緩くなり、緊張感も生まれません。

そこで私がとった手法は、
貸会議室を借りての「ランスルー」(通しリハーサル)。

貸会議室の利用料がかかりますが、自分への投資と思って、
何度も貸会議室に通って、通しのリハーサルを行ってきたのです。

そのランスルー(通しリハーサル)の際、本番同様の準備をします。
研修時の機材類、資料類は、本番と同じものを用意。

自分の立ち位置も確認し、実際に受講者がいるつもりで、
挨拶から、講義の進行、受講者との会話なども、練習します。

誰もいない会議室で、ぶつぶつとつぶやいて、ラップタイムを計って、
研修のシミュレーションをするのです。

他者が見たら、あほか、と思われるかもしれません。

ですが、これは放送現場で培った技法。
高校野球実況や選挙特番の前などに、私はこの
ランスルー(通しリハーサル)を何度も行ってきました。

ランスルーをすればするほど、効果が出ます。
研修の時間調整が容易になり、本番時のトラブル対処力も上がり、
講義内容の説明もよりスムーズになるのです。

何事もそうですが、練習は裏切りません。

そんな感じで、何度も何度も貸会議室を借りているうちに、
会議室のご担当者様が、私の名前を記した上記の
マグネットプレートを作ってくださった、というわけなのです。

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なぜ今回このような自画自賛的な話をしたかというと、
研修担当者様に、安心材料をお渡ししたいから、なのです。

私の研修の多くは、自治体・公的機関での実施。
つまり多忙な公務員の皆様が対象です。

そのような皆様に、安心して受講していただくために、
私はあえてこのような裏話も記載すべき、と考えたわけです。

このランスルー(通しリハーサル)は、プロ講師として
当然の手順とも思っています。

ご案内と宣伝で誠に恐縮ですが、ぜひこの話も踏まえて、
私の講義を選んでいただければ、と考えます。

以上、皆様のご参考になれば幸いです。
(講師:高木圭二郎)


この記事を書いた人

高木 圭二郎(たかぎ けいじろう) 

研修講師・フリーアナウンサー トークレスキューNEXT代表
(元 茨城放送アナウンサー兼 ディレクター・報道記者)

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